PICK UP
最新アーキテクチャのSPARCでSolarisのソフトウェア資産を活かす
Solaris SPARCで作られたソフトウェア資産。耐用年数がすぎたSunや富士通、Oracle製の旧いサーバーで動くOSイメージをP2V。クラウド上の仮想マシンに移設することで、より高速に安定度が高い環境での動作が可能となります。
安価なLinuxやWindowsクラウドに移設できるものがありつつも、コアとなるシステムがSPARCから移設できない。そんなときも、クラウド上で貴重なソフトウェア資産をそのまま生かし続けることができます。
お客様拠点やデータセンターと
クラウドネットワークを直結
Private Connectサービスにより、お客様の拠点やシステムが収容されているデータセンターとの間をレイヤー2で接続可能。
ラックに収容された、Sunや富士通、Oracle製の旧いサーバの代わりに、小さなネットワーク機器に置き換えていく。データセンターのラック利用料や電力量の節約など、大きなコストメリットが生まれます。
専用プライベートクラウドから、
エンジニアド・システムまで
専用プライベートクラウドならサーバーリソースの専有利用が可能。規模の大きなアプリケーションやデータベースも潤沢なリソースで動かすことができます。
また、Exadataなどのエンジニアド・システムのホスティングまで対応しているため、エンジニアドシステムとSPARC、その他のシステムを組み合わせることも可能です。
Windows ServerやLinuxとの組み合わせも可能
InfiniCloudのHigh Response Private Cloudや、VMware Private Cloudを併用することにより、WindowsやLinuxとの組み合わせも可能。
Oracle SolarisやMicrosoft Windows Server、Redhat Enterprise Linuxなど、様々なOSを組み合わせたシステムの運用が可能になります。
Enterprise Storageの堅牢性と速度
バックアップやセキュリティも
クラウドシステムのバックアップは、Enterprise Storageや、Backup Storageの機能で、ストレージ層による自律型バックアップ。
インターネットを利用しない広域ネットワークサービスのInter Regional Fabricを組み合わせて、地理的に離れた拠点にバックアップすることも可能。
ディザスタリカバリに備えてデータの保持性が高まります。
特長・機能
スケールアップの
容易性
最新のSPARC S7/M8プロセッサの高速性能を活用して、システムの応答性やパフォーマンスを向上させることができます。SSPCにリフト&シフトすれば、最新のSPARCプロセッサでシステムを稼働させることができます。また、サービスプランを変更するだけで容易にリソースを追加できるので、利用率に合わせて柔軟に対応できます。
ZFSによる
snapshot
SolarisではsnapshotやLive Update、beadmなどの機能により、システムやファイルを誤って破壊した場合や、改ざんされた場合でも、簡単にロールバックや復元が可能です。これにより、パッチ検証やサービス移設、開発、構築などの作業を安全に行うことができます。
収容サーバが破損しても
別のサーバから起動可能
Solaris SPARC Private Cloudと、Enterprise Storageの組み合わせにより、物理サーバの物理的な破損から、データやアプリケーションを迅速に復旧できます。物理機での運用にくらべ、ダウンタイムを大幅に削減できます。
最適な
ネットワーク
Private Connectを利用すれば、オンプレミスのSPARCシステムを仮想プライベートクラウドにリフト&シフトできます。また、Public Cloud Linkを利用すれば、AWS、Azure、OCI、GCPともプライベート接続できるので、Solarisを利用したまま、様々なモダナイゼーションが可能です。
保守期限延長を目指した
OSアップデート計画も簡単
サーバの仮想化には、高度なリソース隔離を実現するLDOM技術を採用。SSPCへの移設時に、最新版のSolaris10にアップデートし、Solaris11.4への段階的なアップデートも可能。11.4までアップデートすることで、2034年までの保守期限延長も可能です。
スペック
モデル | Solaris10モデル | Solaris 11モデル | |||
---|---|---|---|---|---|
サーバタイプ | SPARC S7-2 | SPARC T8-1 | SPARC S7-2 | SPARC T8-1 | |
CPU | Architecture | Oracle SPARC V9(OSA2015) Architecture Processor | |||
Clock / 最大Core | SPARC S7 4.27GHz 16 Cores, 128Threads (2CPUs) | SPARC M8 5GHz 32 Cores, 256Threads(1CPU) | SPARC S7 4.27GHz 16 Cores, 128Threads (2CPUs) | SPARC M8 5GHz 32 Cores, 256Threads(1CPU) | |
OSバージョン | LDOMインスタンス (Global Zone) | ・Solaris 10 1/13(最終版)+CPU(Critical Patch Unit)最新版 ・Solaris 11.4 CPU(Critical Patch Unit)最新版 ※いずれも64bit ※コンパチビリティガイド | ・Solaris 11.4 CPU(Critical Patch Unit)最新版 ※いずれも64bit ※コンパチビリティガイド | ||
接続可能ストレージ | サービス名 | Enterprise Storage(ES) Interconnected Storage(ICS) Backup Storage(BS) | |||
冗長度 | ・二系統のESから切り出したESBに対してミラー可能 ・ES、BSに対し、Snapshot Replication可能 ・IRFを利用する事で異リージョンにSnapshot Replication可能 参考≫デザインパターン/Solaris SPARC Private Cloud(SSPC)のストレージベストプラクティス | ||||
組み合わせ可能ネットワーク | ・Internet Connectivity ・Private Connect ・Public Cloud Link ・Inter Regional Fabric | ||||
ハイパーバイザー | Oracle VM Server for SPARC (LDOMs) LDOMインスタンス内では、Solaris Zoneの動作が可能です。 | ||||
特徴 |
|
モデルによる新規作成可能OSバージョン、マイグレーション可能OSバージョンの差異
SSPC Solaris10モデルとSolaris11のモデル差は、「新規作成可能なLDOMインスタンスのOSバージョン」の違いとなります。どちらのバージョンもSolaris11.4のLDOMインスタンスの作成ができますが、Solaris 10モデルのみ、Solaris 10のLDOMインスタンスが作成できます。
また、マイグレーション(移設)可否は、新規で作成したLDOMインスタンスの上に、マイグレーション作業を行い、Solaris11モデルでもSolaris10のマイグレーションは可能です。
モデル名 | Solaris 10モデル | Solaris11モデル | |
---|---|---|---|
新規作成可能なOSバージョン | |||
LDOMインスタンス Global Zone | Solaris 10(1/13)最終版+最新CPU | 提供可 | - |
Solaris 11.4最新CPU | 提供可 | 提供可 | |
ユーザによる「マイグレーション可能」OSバージョン | |||
Kernel Zone | Solaris 11.2 全バージョン | LDOMインスタンスSolaris 11.4最新CPU上で、移設可能 | |
Solaris 11.3 全バージョン | LDOMインスタンスSolaris 11.4最新CPU上で、移設可能 | ||
Solaris 11.4 全バージョン | LDOMインスタンスSolaris 11.4最新CPU上で、移設可能 | ||
Solaris 11.4 最新CPU | LDOMインスタンスSolaris 11.4最新CPU上で、作成、移設可能 | ||
Native Zone | Solaris 10(1/13)+最新CPU | LDOMインスタンスSolaris 10(1/13)+最新CPU作成、移設可能 | - |
Solaris 11.4 最新CPU | LDOMインスタンスSolaris 11.4最新CPU上で、作成、移設可能 | ||
Branded Zone | Solaris 10 全バージョン | LDOMインスタンスSolaris 11.4最新CPU上で、移設可能 | |
Solaris 8 全バージョン(※) | LDOMインスタンスSolaris 10(1/13)+最新CPU上で、移設可能 | - | |
Solaris 9 全バージョン(※) | LDOMインスタンスSolaris 10(1/13)+最新CPU上で、移設可能 | - |
※Solaris 8/ Solaris 9を動作させる為には、Dedicatedプランの選択が必須で、別途、オプションが必要(要見積)です。
Storage
Solaris SPARC Private CloudではInterconnected Storage(専用モデル)、Enterprise Storageが利用可能です。必要に応じてBackup Storageを追加できます。
料金表
Dedicatedリソースタイプ Oracle SPARC S7-2サーバー
モデル | メモリ | リージョン | 最低利用期間1年 月額費用 | 最低利用期間2年 月額費用 | 最低利用期間3年 月額費用 |
---|---|---|---|---|---|
Solaris10 | 256GB | 中部 | 1,271,600 円/月 | 726,000 円/月 | 544,500 円/月 |
関東 | 1,299,100 円/月 | 753,500 円/月 | 572,000 円/月 | ||
関西 | 1,280,400 円/月 | 735,900 円/月 | 553,300 円/月 | ||
512GB | 中部 | 1,569,700 円/月 | 876,700 円/月 | 645,700 円/月 | |
関東 | 1,597,200 円/月 | 904,200 円/月 | 673,200 円/月 | ||
関西 | 1,578,500 円/月 | 885,500 円/月 | 654,500 円/月 | ||
Solaris11 | 256GB | 中部 | 1,254,000 円/月 | 717,200 円/月 | 539,000 円/月 |
関東 | 1,281,500 円/月 | 744,700 円/月 | 566,500 円/月 | ||
関西 | 1,262,800 円/月 | 727,100 円/月 | 547,800 円/月 | ||
512GB | 中部 | 1,547,700 円/月 | 864,600 円/月 | 638,000 円/月 | |
関東 | 1,575,200 円/月 | 892,100 円/月 | 665,500 円/月 | ||
関西 | 1,556,500 円/月 | 874,500 円/月 | 646,800 円/月 |
SSPC 6Gt Dedicatedリソースタイプ Oracle SPARC T8-1サーバー
モデル | メモリ | リージョン | 最低利用期間1年 月額費用 | 最低利用期間2年 月額費用 | 最低利用期間3年 月額費用 |
---|---|---|---|---|---|
Solaris10 | 512GB | 中部 | 4,251,500 円/月 | 2,225,300 円/月 | 1,549,900 円/月 |
関東 | 4,279,000 円/月 | 2,252,800 円/月 | 1,577,400 円/月 | ||
関西 | 4,261,400 円/月 | 2,234,100 円/月 | 1,558,700 円/月 | ||
1024GB | 中部 | 5,766,200 円/月 | 2,986,500 円/月 | 2,060,300 円/月 | |
関東 | 5,793,700 円/月 | 3,014,000 円/月 | 2,087,800 円/月 | ||
関西 | 5,775,000 円/月 | 2,996,400 円/月 | 2,069,100 円/月 | ||
Solaris11 | 512GB | 中部 | 4,186,600 円/月 | 2,192,300 円/月 | 1,527,900 円/月 |
関東 | 4,214,100 円/月 | 2,219,800 円/月 | 1,555,400 円/月 | ||
関西 | 4,195,400 円/月 | 2,201,100 円/月 | 1,536,700 円/月 | ||
1024GB | 中部 | 5,677,100 円/月 | 2,942,500 円/月 | 2,030,600 円/月 | |
関東 | 5,704,600 円/月 | 2,970,000 円/月 | 2,058,100 円/月 | ||
関西 | 5,685,900 円/月 | 2,951,300 円/月 | 2,039,400 円/月 |
Virtual Instance単価表
項目 | 構成 | 月額費用 | |
---|---|---|---|
SPARC S7 | CPU | 8vCPU (1Core) 専有 | 44,000円/月 |
メモリ | 16GB 専有 | 11,000円/月 |
組み合わせのご利用料金は、ご利用する仮想マシン(LDOM)のインスタンス数、CPUスレッド数、メモリ、ストレージの量、回線品種、インテグレーションの有無、保守レベルの有無によって異なります。
Virtual Instance パッケージプラン
パッケージプラン | 月額費用 |
---|---|
CPU: 8vCPU / Memory: 4GB / Storage: 30GB | 61,600 円/月 |
注意事項
- 表示価格は全て税込です。初期費用が別途必要(通常月額の2.5ヶ月分)です。
- 最低利用期間経過後は1ヶ月単位のご利用となります。
- 価格は予告なく変更されることがあります。
- Solaris 10のプランご利用時、Solaris 11を利用する事も可能です。
- ※1. ストレージの表示容量は目安です。ファイルシステムやフォーマットにより実際にご利用いただける容量は減少します。また、容量を限界まで使用した場合、著しいパフォーマンス劣化が発生する場合があるため、利用容量を8割程度に抑えた運用をお勧めします。
- 最低利用期間が2年および3年契約の場合、当社による審査をさせていただきます。審査結果により1年契約(自動更新)とさせていただく場合がございます。
InfiniCloudのクラウドインフラ
「専有だからこそできる」 高度なセキュリティコントロールと運用に合わせたクラウド環境
高速低レイテンシのストレージから大容量ストレージまで。エンタープライズ向けストレージ
インシデント時にしっかりと動く、高速で安定したコネクティビティを提供。